「自習」について

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2019年5月28日

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「勉強」の基本は「自習」

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成績を良くするには授業の復習をすることです。

試験で高得点を取るためには試験勉強をすることです。

いずれも「自習」です。

その「自習」を修得するには時間と手間がかかります。

 これまで学習指導に携わってきた経験から、「自習」できる生徒とそうでない生徒とでは、学習成果に差があることを見てきました。

当然、学校の定期試験の結果にも違いが現れます。
入試の追込みや合否にも結果として現れます。

さらに、自習する生徒でも、「自習」が上手な生徒と下手な生徒とでは、その学習に差がありました。

学校の宿題も取り組み方一工夫で、学習効果は変わります。
部活動などで忙しい生徒には、「時間をどう使うか」が大切です。

効果が違えばやり甲斐が違ってきます。
やり甲斐が感じられれば、学習する気にもなります。
誰でも、無意味なことには手間暇かけたくないものですから。

差が現れるから「自習」をさせる

学習塾にとって、取分け進学塾にとっては、生徒に如何に「自分で学習」をさせるかは共通の課題です。

したがって、近頃の進学塾には大抵「自習室」が備えられています。

生徒の進学を確かなものにする策として、「自習」をさせることに配慮している現れです。

それは、定期試験や入学試験など、学習の成果を問われる時期に、自発的に「学習する機会」を増やさなければならないのに、自宅での学習が進められない生徒が少なくないことを物語っています。

だから、「学習はできるだけ、塾でしましょう!」という提案も持ち上がるわけです。私もその提案には賛同します。

いずれにせよ、何処の塾でも「学習で成果を出す」ためには、「自習」することを重要視していることは伺い知れると思います。

 

 

解りやすく教わっても自から復習しなくては身につかない

「『わかる』➡『できる』」のは、学習に自力で取り組む時です。

教わり方は色々ありますが、結局「学習」は教わるだけでは身につきません。
教わって、わかっただけで「自習」しなくてよいということはありません。
いつか忘れてしまうからです。
常に復習の必要があります。

また、「教科内容の指導を受けていれば、いつか自然と自習ができるようになる」というものでもありません。
講師の講義を理解することと、自力で教科内容を理解することとは違うからです。

 そして、塾の教科指導を受けているだけでは、時間と経済的な制限から、学校で履修する全てを履修しきれません。
自分で学習を進めなくては、全範囲の履修を網羅できないからです。

結局、自力で取組んだ分でしか、試験などの成果は上げられないのです。

だからこそ、「自宅で自力で学習ができる」ことに価値があるのです。

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