2019年5月30日
目次
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その1 「自習」を習得する!
誰もが自然に「上手に学習できる」ようになるわけではないからです
自習は学習向上に不可欠なのに…
自習をすることが「勉強」において大事なことなのに「学習の仕方」を見直すということがなおざりにされています。
「自習無くして成果無し」なのにです。
意外にも、生徒達が「学習方法」を教えてもらう機会がありません。
これを意外とも思っていなのが普通です。
さらに自習についての誤解が学習を妨げているように思います。
自習については誤解が有るようです
学校や塾へ通っている内に、自分の学習の仕方を身につけられるようになるのではありません。
中にはそういう人もいますが、希少です。
最近の進学支援を謳っている学習塾には、自習室が完備されています。
また、プリントや問題集を課題として配り、それを授業中や宿題として解かせて、生徒の演習量を増やす授業スタイルの塾もあります。
それらは、生徒に「学習実践の機会を増やす」ための当然な施策です。
そしてそれは「自習」することが如何に大事であるかを証しています。
しかし、裏を返せば「そうでもしないと、生徒たちは学習しません」という認識がどの塾にも共通してあることを証しています。
「自習させています」と言う時、「自由に学習させている」というのは聞こえは良いけれど「放置学習」を自習だと思っていないでしょうか?
それは、教材の「問題を沢山解かせるている」という実践的な課題を与えるだけの塾の授業スタイルにも通じます。
何でも充てがって、演ればよいというものではないのです。
それは策があるようで無策です。
その2 努力が報われると学習を好きになる
「努力は報われる!」と一般には言われますが、それは報われる方法で努力した時です。
学習不振を理由に、学校も含めそういう塾から移ってきた生徒達を指導してきた経験が少なからずあります。
そしてその数の分、生徒達が学習状況を好転させる機会に立ち会いました。
自習習慣の有無によりその学習の成果に差がある
①完全個別指導での理解力の促進は不完全個別指導より確かです。
次第に学習の進度も速くなっていきます。
しかし、マンツーマン指導を受ける生徒達の学習の成果に差異がありましす。
その差異は「自習」に起因しました。
自宅学習を習慣的にできる生徒は復習をします。
自宅学習が習慣になっていない生徒は、復習をしません。
さらに自宅学習をする生徒でも、上手な自習をする生徒と自習が下手な生徒とでは成果に差が出ます。
自習する生徒でも学習法によってその学習の成果に差がある
②学業不振になっている生徒の多くは、教科指導不足と復習不足が原因です。
塾に通っていていながら「勉強不足」になるという一見矛盾する事態によく出会います。
その度に、生徒を取り巻く環境で、「学習不足の原因は娯楽ではなく、むしろ学校と塾での学習指導にある」と気付かされました。
家庭教師やマンツーマンで教科指導する塾に勤めていた時から現在まで、集団授業の塾や他の個別指導塾から移籍してくる生徒を指導する機会が多いので、このことをつくづく思いしらされます。
確かに、完全個別指導で教科内容を授業すれば、学習理解を容易に可能にすることは、ある程度の手応えを掴んでいました。
しっかり教科指導すれば「理解」ができて「わかる」ことが増しますから、自然と学習進度も増して、生徒の学習意欲や取組む姿勢を変えることはできました。
しかし、それでも試験の結果を好転させるには復習が不可欠でした。
つまり「如何に自分で学習するか」が常に問われるのです。
この反省に立ち、如何に学習不振状況を変えるかを、紆余曲折・試行錯誤しながら辿り着いた答えが「自習を改善するための指導」です。
結果、以前勤めていた塾でこの指導を始めたばかりの時で、指導通りに実践する生徒の“80%近くは実力を向上させる授業スタイル”になりました。
しかし、その間もなく、その塾は教室を閉講することが決まったので、自習の指導ができなくなりました。
ようやく生徒達のためになる指導ができると思いましたので、もっと多くの生徒達の学業支援の為に授業を開始したというのが当塾の開講経緯です。
だから自習も教えた方が良い
学習内容をしっかり理解して把握するには、「完全個別指導が良い」と言うのが当塾がたどりついた指導スタイルの一つです。
しかし、いくら家庭教師を頼んだり通塾しようとも、自習ができるようにならなくては、学校へ通うのと変わりません。
そこで、学習の仕方を知らないために学習不振になるのであれば、「学習の仕方自体を教えてあげれば良い」というのが当塾がたどりついたもう一つの指導スタイルです。
学習の仕方を知った後は、自習法を自分のものにするために実践経験を積みながら習得していかなければなりません。
独自で身につけた「成果にならない学習法」が「癖」になっている生徒はさらに時間をかけて改善する必要があります。
実際その為のトレーニングが必要になります。
当塾にある自習スペースはそのためのものです。
そもそも生徒たちは各々「判り方」・「学び方」がそれぞれに異なります。
生徒たちは理解の仕方や関心の持ち方は一様ではありません。
それ故、当塾は教科指導を完全個別指導のスタイルにしているわけですが、それは「自習」の捉え方も異なることを意味します。
生徒に適した学習の取組み方と進め方をそれぞれ個別に指導する必要があるということです。
自習にこそ個別指導が必要なのです。
それ故に、そもそも学校では自習の指導はできないのです。
学校は集団授業が基本スタイルだからです。
みんなが同じであることが前提になってしまうからです。
1人1人を特別扱いする指導は、最初からなじまないのです。
学校に通っているのに学習ができなくなるのはむしろ仕方がないことなのです。
「学習の仕方」を身につけることにおいても、生徒に合わせて「学習に向かわせる工夫をする」「学習を続けさせる工夫をする」等々、個別指導だからできることなのです。
いずれにせよ、
・塾に通わせても成績が一向に伸びない…
・いつも「部活で疲れた」と言って、家で勉強してくれない…
・今の教育を見ていると、子供の将来が心配でならない…
・うちの子にもできる勉強法はないのか知りたい…
・高校受験が迫る前に、少しでも成績を上げて欲しい…
・次のテストまでに短期間で点数アップできる方法はないかな…
・息子(娘)がもっと頭が良くなってくれれば良いのに…
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