2018年11月10日
目次
「先生に教えてもらう時間」を無闇に増やさない! |
自習時間を減らさないためです

当塾の指導目的は「自分で学習を頑張る」ことを促すことです。
そのためには、「自分で頑張る」時間を充実させる必要があります。そのために、1on1学習指導で調べたり試行したりする煩わしさを解消して時間節約しているのに、授業時間を増やしては、生徒の時間を圧迫することになります。
「自分で学習できる」ようにすることが目的です
学習塾で教科内容の指導を受ける時間が長くなることは、それだけ生徒自身が自力で学習に取組む時間と気力を減退させることに留意しておかなければなりません。
普通に学校に通っている上に、他に「教わる時間」が増えれば、自分で学習する時間は減ります。
例えば、部活や習い事などで忙しい生徒であれば、気力と体力を消耗している上に、自分の時間まで削減されることになります。
その時間には休んで鋭気を養う時間も含みます。
それでは、学力向上を妨げることになります。
大抵は「教わっているのだから学習になっているはず」と思われていると思います。
だから、「学力向上の妨げになる」と言うのおかしいと思われるかもしれません。
しかし事実から言って、「生徒自身が自力で学習に取り組んでいる時こそが生徒の学習力が促される時」なのです。
誰かに「教わる」ことは「学習の良い切っ掛け」とはなります。
それはそれでとても大切です。
しかし結局、自習が学力向上の要なのです。
ちなみに、当塾ではその大事な「学習の良い切っ掛け」として、「1on1学習指導」を紹介しています。
それは、完全個別指導がいろいろと効率の良い授業スタイルだからです。
フルタイム・マンツーマンのスタイルの授業は、限られた指導機会を有効に活かせるからです。
しかしながら、それでも本当に生徒にとって結果に現れる「学習になる」のは「自習」している時なのです。
どんなに素晴らしい授業を受けても復習をしなければ、修得に至らないのは周知の事実です。
復習は「自習」ですから…。
実のところ、教科指導の時間や回数は少ないほうが生徒が喜びます。
それだけで生徒のやる気は上がります。
例えば、学習に苦手意識がある生徒には、最初から指導時間を長くしない方が無理なく頑張れるのです。
自習時間を減らさないために
そこで当塾「1on1学習指導」では最初に、必要最小限の時間と回数を提案させてもらいっています。
慣れてきたら後で増やすことを提案するつもりで始めるのですが、大抵そのまま時間も回数も増えずにいます。
以前、私が勤めていた塾のことと他塾から移ってきた生徒からも知れることなのですが、こういうことはないでしょうか。
例えば…
通塾を始めてから、しばらく経ってから、学習指導回数や時間を増やすように勧めらたことはありませんか?
または…
学業不振が続いたので、指導時間や回数を増やさざるを得なくなったことなどはありませんか?
学校や学校スタイルの塾のことは一先ず置いておくとして、一般的に個別指導塾では、普段から講師が「生徒に適した指導」をしているのです。
そのように謳っています〔当塾も…〕。
そうであれば、生徒の学習状況は日に日に改善して行くはずです。
それが理想です。
したがって、後で指導回数や時間を増やす必要性は減っていくはずではないかと思うのです。
また、通塾期間が長くなるほどに学習状況は改善されているものかと思うので、試験や受験間際になった時に指導回数や時間を増やす必要性もなくなるものと思うのです。
加えて、季節毎の学校の長期休暇時期に行われる恒例の「講習会」も必要性がなくなるものと思うのです。
つまり理想を言えば、教科内容の指導を受ける機会は減っていくのが「良い指導」ということになろうかと思います。
そして「教わる」時間が減る分「自習」時間が確保されることになります。
「自分で頑張る」時間を充実させるために
個別指導が生徒にとって良い指導であるためには、「理解」を促すことにあろうかと思います。
理解できていないものを定着させることはできません。
習得することの達成感や満足感も得られません。
定着させることがないということは、結局のところ学習能力を刺激するものがないのですから、学習が好きになることもないでしょう。
「つまらない」時間を増やしても頑張る時間は辛くなるだけです。
学習を嫌うのは当然です。
学習の最初の段階は「理解」です。
これは学習の切っ掛けとしては本当に大事です。
わかればできるのですから…。
「理解できる」この経験を積めることが自信になり、挑戦する勇気になり、継続する意欲につながります。
そういう気持ちがあれば、頑張る時間は「つまらない」時間から充実した好ましい時間に変わることでしょう。
これは他の塾でも謳っていることです。
だからこそ、それを実現するためにProgerss個別指導塾では、生徒の「理解」に一番結びつきやすい授業スタイルである「完全個別指導」を教科指導の授業に取り入れているのです。
実のところ、「できるだけ授業料が嵩まないように」というご家族の要望が多くあったのです。
私はこの要望に応えるために、これまで勤めてきた学習塾ではその方針に反して、できるだけ授業時間を増やさないように心掛けて学習指導を工夫してきました。
しかしその経験から「1on1学習指導」という“当塾の完全個別指導”に辿り着けたわけです。
そしてさらに「Self-Study促進指導」へ…、とつながります。
しかし、指導時間を増やさないというのは講師にとっては大変です。
しかし、以上の経緯から「Progress個別指導塾」でもこれを方針として挑戦し続けて参ります。
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