2018年10月22日
目次
「1on1学習指導」と「Self-Study指導」
これまでに、個別指導で塾で複数生徒の指導と、同時に家庭教師と、1対1指導塾で完全個別指導をして来ました。
加えて、講習会では少人数の集団指導もしてきましたので、授業スタイル毎の利点と欠点がわかります。
結論からいうと、いずれの指導スタイルも学習の手助けにはなりますが、いずれの指導を施したとしても、学習の成果に差ができる理由は、「自習」にあります。
自習の実践の差が実力の差になります。
教わっただけでは、身につきません。
「わかる」から「できる」にするためには、先ず学習内容を理解し、次にそれを定着させるために、確認しながら演習を繰り返す手順が不可欠です。
そこで先ず、理解を促すために「人から訊く」方法を取るわけですが、この時の段階でつまずけば、次の段階には進んでも成果は期待できません。
故に、如何に知識に出会いそれを取り込むかが大事となります。
学校や塾はこの段階を担っているところなわけです。
学校で済めば塾は要りません。
それが理想ですが、実際はそうは行きませんから塾の出番があるわけです。
学校と違って利点なのは、集団授業や個別指導など様々なスタイルを選択可能なところでしょう。
合わせて講師も選択可能です。
学校より、生徒に適した学習修得環境を提供しやすいことです。
生徒が学習に対して苦手意識を持っていて、取り組みづらくしている単元や項目を1対1指導で丁寧に指導することで、確かに向学志向を促すきっかけになります。
特に生徒にとっては、知りたいところ、気になっているところを、ちゃっかりしっかり指導を受けられるのはそれだけで快いと思います。
「痒いところに手が届く」ような都合の良い学習環境は、生徒の人数が少なくなるほどその効果は顕著です。
よって「身に付けるための学習」には、集団授業より個別指導の方が得策です。
そして、「理解」を促す指導が良ければ良い程、生徒の「自習」の差が成果として際立ちます。
「理解」の次は、「定着」です。
この「定着」の段階は「自習」です。
理解できたことを模倣するなり、確認し試行するなかで理解された知識は定着します。
更に記憶に留めて、自由自在に活用できるようにするには、繰り返し演習するなり時々意識するなりして再認識する手間を自ら課さなくてはなりません。
この手間を惜しんでは学習修得の成就はありえません。
結局最後は、如何に上手に指導を施されても、自分で取り組まなければ身につけられないということです。これが道理です。
よって「自習」の向上こそ学習力向上に不可欠です。
しかして、Progress個別指導塾は「1on1学習指導」と「Self-Study促進指導」という授業スタイルを用意しました。
生徒の努力を「報われる努力」にするために、この2つの授業スタイルの併用から始めることを一番に勧ています。
「1on1学習指導」+「Self-Study促進個別指導」から始めて、時間が経つに連れて指導時間を減らせていけるのが理想です。
結局、生徒自身の努力に勝る学習法はないということです。
だからこそ繰り返しになりますが、自習の充実と上達は欠かせない要件だと思うわけです。
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