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2022年4月27日
目次
本格的な「学習」の開始
「学校で学習する」準備はできていますか?
小学生の学習
「学校」での学習体験を積み行く初歩段階
普通、小学校に通っている児童のことを「小学生」と言います。
しかし、一言で「小学生」と言っても入学前の躾や経験の違いから、学校で進められる「学習」活動に耐えうる気力や忍耐力には差があります。
誕生してからの生育期間の長さや家庭環境の影響を受けるからです。
例えば、小学校に通い始める前から、ある程度の時間、机に向かって文字を書いたり読んだりして、文字に慣れ親しんで学習できるように躾られたり子と、ようやく平仮名と片仮名と自分の名前の漢字を書けるようになった子とで、同じように授業を受けることができるでしょうか。
「学校で進められる授業を受ける準備」は各児童毎に各家庭毎に捉え方も異なります。
先ず、学校の授業は個別指導ではありませんから、こうした個人個人の学力差に応じた行き届いた指導は望めません。
というより、はじめからそういう教育施策をしているところではありません。
例えば、学校の授業は公演形式の講義です。
それを聞くことが授業なので、「人の話を聞く」姿勢が求めまれます。
さらに、話の意図を理解する能力が求められます。
普段から、「話をする人に傾聴する」こと、また「話を聞いている人の邪魔をしない」といったマナーが家庭で躾けられていることが最低限求められます。
子供もが、「学校へ行く」ということは子供と家族も「公の場」に出るということです。
社会で共有される規則を相手に対する思いやりの行動として実践できるかが問われます。
結局、「小学校に通ってさえいれば、小学生の『学習』は充分に受けられる」と思うのは早計だということです。
小学生は「自主学習」を習慣にしやすい時期
学校では、学習することを身につけるように促されます。
しかし、学習の仕方を教えてもらう訳ではありません。
日頃の学習を通して、自分で学習を進める方法と姿勢を身につけるきっかけにはなります。
しかし、学校で「自習」ができる様になるわけではありません。
日頃の学校での学習体験を通して「自習」模索していく子は才能がある、それだけで「できる子」です。
元々「自習できる子」は学校で「更にできる子」になります。
それは塾でも同じです。
誰もが同じ才能を持って生まれて、それを同じに発揮できれば、そもそも、学校という制度はいらないはずです。
個性に違いがあるからこそ学校で学習する意味があるのですが、その個性の差は学習の受け止め方の差になります。
つまり、小学生こそ「学習の仕方」を教えてもらうべきなのです。
そしてその「学習の仕方」は「学校に合せる学習」の方法ではなく、「自分なりの学習をする」方法であるべきなのです。
小学生への指導方針
「自分で学習」することに重点をおいた学習指導!
「学習」する姿勢が躾けられている小学生は、履修科目の得手不得手にしたがって中学・高校に進学した後の事を念頭において、いつでもどこでも学習を進めて行けます。
「学習」する姿勢が躾けられていない小学生は、「毎日自宅で自力で学習ができる」ように、指導していかなければなりません。
いずれにせよ、中学に進学するまでに、小学校の学習は習得してしまえるように進めます。
生徒が最初に戸惑いつまずく原因は、「学校のルールに従って学習する」ことです。
このルールに従って学習できる生徒は当面問題ないでしょう。
このルールに従って学習できない生徒はすぐさま学習支援が必要になります。
なお、学習することに於いて、「学校のルール」と「個人のルール」とは違います。
なので、学校のルールに従って学習できることが「学習できる」という意味にはなりません。
そして、学校での学習ができないことが、「学習できない」ということでもありません。
毎日通う「学校」を「学習を嫌う場所」にしないために
生きる為に何かを「学習する」ことは、人間の動物としての本能です。
本来「学習」に好き嫌いの感情の入る余地は無いことです。
それなのに子供から大人になる過程で学習が嫌われていくのは何故でしょうか?
家庭環境だけでなく、家族より長い時間を過ごしている学校にも原因があるのではないかと予想されます。
いずれにせよ、学習に対して嫌悪感を持たれると、能率・効率は落ちます。
したがって当塾では、「学習が苦手!」と勘違いをさせないために、またそんな気持を払拭するためにも、教科指導はフルタイム・マンツーマンで進めます。
学校ではできない授業です。
そもそも、集団に公演講義する授業というのは、教える方も教わる方もそれなりの準備と姿勢を持って臨まなくては上手く行かない授業スタイルであることをどれだけの人が知っているのでしょうか?
「学習のことは、学校に任せておけば良い」という訳には行かない指導スタイルなのだということを知っているでしょうか?
結論的に言うと、“生まれつきの落第生はいません”。
学校生活の中で、特に授業についていけなくなった時「落第生」が生まれます。
学校で落第生になるのです。
そういう生徒達は、当塾では「落第生」ではなかったからです。
学校だけの責任ではありませんが、結果として学校が落第生にするのです。
「放っておけばそうなります!」よという話です。
そうならないように、小学課程の履修課程で、毎日の学習を習慣にして行くことが何よりも望まれます。
「学習」を“楽しく”始めるために
さて、ほとんどの子供にとって、「文字を用いる学習」の入口が小学校の授業になるかと思います。
「文字を用いて学習をする」事自体が児童にとっては大きな変化です。
しかし、この時期に「学習を生活の一部にする」ことができます。
基礎から丁寧に積み上げていく学習経験をすれば、その先の学習がより容易で好意的なものになっていくことが期待されます。
したがって当塾では、小学課程を通じて、学習する事自体が「楽しい」ことを知ってもらうことを指導方針の基本に学習を進めて行きます。
勉強に限ったことではありませんが、楽しいと思ったものはより長時間行うことができますし、修得も速くなるものです。
「学習」を楽しいと感じることは学習を習慣にするために不可欠で、大切な要素です。
そしてそれは、その先の成績の向上へとつながる基となります。
そのために「学習を自分で進める」ことを促していきます。
小学生の指導とその目標
「大学に合格できる」学力を!
取り敢えず目標を定めることで、「やるべき事」と「やるべき時期」が明確になります。
そこで当塾では、小学生の内から具体的な目標として、「大学の入学試験で合できる」ぐらいの学習をして行くことを掲げています。
“最初が肝腎”ということもあります。
「大学合格程度」と思うか「大学合格なんて」と思うかは各家庭の事情によりますが、目標に具体性を持たせる意味で後々の学習支援も具体性を帯びてきます。
実際に大学に進学するしないかは後々決めるとして、ただ高度化する情報社会で生活する上で、高校までに履修するレベルに達しておいた方が良いのも異論のないところだと思います。
それに小学生に限らず、中学・高校でも、全ての科目が年々積み上げて習得できるように配慮されています。
今後小・中・高校としっかり学習していけば、自然と大学レベルまで習得できるようになっています。
つまり「大学進学」は特別なことではなく、“やるべき事”を当たり前にしっかりやれば「当然の行き着く所」ということです。
だから当塾では大学進学を小学生でも、学習指導の目標としているのです。
小学生の指導実践
「学習」を練習する!
「1on1学習指導」で小学生を「学習」へ誘う教科指導
- 「授業」を受ける練習として…
人の話を聞く練習になります。
人の話す内容を理解して、そこから大事なことを聞き出す練習ができます。
学校の授業を先取りで教科指導を受けておくことで、学校の授業を理解させやすくして、学校の授業を聞く姿勢を身につけさせられます。 - 自宅で復習する練習として…
「授業」を受けたところを見直しする練習になります。
自宅で学習できるように宿題をさせられます。
学校の授業の復習を教科指導することで、「復習する」ことを助長します。
授業で「分からなかった」ことを「わかるようにする」ことで授業が面白くなることを実感してもらえます。
それを続けることで、「復習する」ことが習慣化させられます。
「Self-Study促進指導」こそ小学生に必要な学習指導
- 「自習」の練習として…
「学習の仕方」をくり返し指導するからです。 - 「自習」を習慣にするために…
計画を立てて毎日の学習を明確にするからです。
毎月計画の見直しと取組ませ方を確認するからです。 - 「授業」の補習として…
学校で出される宿題を取組ませる指導をするからです。
学校の授業だけでは足りない学習を「自習指導」で取組ませられるからです。
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