2018年10月22日
目次
ここでは「学習」進捗段階として大まかに2つに分けて話します。
それは「基本」と「熟練」です。
基本段階
学習の「基本」の段階を踏まえて熟練の段階へ継続するのです。
基本の段階を踏まえずに熟練の段階で努力しても“労多くして功少なし”となります。
学習の基本には2つの段階があります。
「理解」と「定着」です。
学校や学習塾で授業を受けることは学習内容を「理解」する段階です。
自宅で、授業で理解した内容を、ノートの見直しと教科書の暗記や問題演習を通して確認することは学習内容の「定着」の段階です。
ここで大事なことは「理解」が先で「定着」が後になるということです。
「理解」の上に経験を積み上げていくのです。
「定着」です。
「理解」は学力の土台です。
ゆえに「理解」が曖昧なままでは経験が積み上がりません。
学習内容は「定着」しないということです。
学習ができないという状況が現れてきます。
この基本の2段階を順に踏むことで、試験で成果が出せるような実戦の段階へ上がることができます。
熟練段階
学習の「熟練」の段階にも2つあります。
「習熟」と「熟達」です。
例えば、小学生が九九を覚えれば掛け算の問題を解けるようになります。
最初は間違いながらその都度確認しながら定着をします。
覚えてしまえば、筆算の掛け算もできるようになり、割り算もできるようになります。
「習熟」です。
更に、割り算の筆算や分数の約分、仮分・数帯分数の換算、分数・小数の掛け算割り算などに自然に九九を活用できます。
「熟達」です。

「習熟」と「熟達」は自分で取組む学習です。
それは「自習」によっていたるのです。
誰でも最初から上手にデキる人はいません。
日本人が箸を自然に使えるのは、時間をかけて「熟達」したからです。
例えば、箸を持って生まれてくる赤ん坊はいません。
実戦の段階へ上がるには、基本2段階を踏まえて熟練する必要があります。
いずれにせよ学習には継続が必要です。
ちなみに 「1on1学習指導」は「理解」を補強または再構築するための指導です。
「自習促進個別指導」は「定着」を図り、更に「習熟」と「熟達」へ促す指導です。
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